NICUに入院した児を持つ母親と健常児を持つ母親の母子保健サービスについての認知・利用状況と希望するサービスの比較
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概要
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目的:NICUに入院した児を持つ母親と健常児を持つ母親を対象に、地域で提供されている母子保健サービスの認知・利用状況、希望するサービスに違いがあるか否かを明らかにするために調査を行った。方法:NICUを退院し、フォローアップ健診を受診した母親106名(A群)と、産後1カ月健診を受診した母親117名(B群)に無記名自記式質問紙を配布し、回収した。結果:1)対象者の属性は両群ともほぼ共通していた。2)認知度の高いサービスの中で新生児訪問指導については、両群で差がみられA群が高くなっていた。3)一人当たり利用したサービスは、A群が平均2.2項目、B群が2.4項目であり、有意差はみられなかった。4)希望するサービスでは、両群に共通する7カテゴリに分類されたが、サービスの内容はA群に多い傾向がみられた。以上の結果から、サービスの充実と利用しやすくすることの必要性が示唆された。
- 弘前医療福祉大学紀要編集委員会の論文
- 2010-03-17
著者
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