C.P.C. PCB治療中に吐血し,26時間後に死亡した症例(46歳,女性)
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概要
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症例は46歳,女性. 1988年に原発性胆汁性肝硬変(PBC)と診断され,加療を受けていた. 2002年肝硬変による浮腫,腹水貯留が出現し,2003年には腹部CTにて門脈血栓を指摘された. 2004年4月4日,吐血し,意識レベルの低下を認め,緊急入院となった. 食道静脈瘤,貧血の治療を行うも,血圧は徐々に低下し,吐血から26時間後に死亡した. 病理解剖では,多量の消化管出血及びstageIVのPCBを背景に広範な急性中心性肝壊死が認められた. Sepsis,DICの所見も確認された. 死因は,septic shockの可能性も否定できないが,hypovolemiaに起因する中心性肝壊死による肝不全が直接死因として最も重要な病態と考えられた.
- 長崎大学の論文
著者
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林 洋子
長崎大学医学部第一病理
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林 洋子
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科探索病理学
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林 洋子
長崎大学探索病理
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山口 東平
長崎大学医学部第一内科
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野中 俊輔
長崎大学医学部5年次学生
-
林 洋子
長崎大学医学部探索病理
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林 洋子
長崎大学大学院病理学第一
-
野中 俊輔[他]
長崎大学医学部5年次学生
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