みずほ高原における定常的なカタバティック風の観測
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概要
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第14次南極地域観測隊における研究観測の気象部門は,内陸調査旅行中みずほ高原で,ラジオゾンデとパイロットバルーンによりカタバティック風の垂直構造について調べた.観測した回数は充分多くはなかったが,みずほ高原におけるカタバティック風の厚さは接地逆転層に一致していることが結論された.逆転層の厚さは夏(250m)より冬(600m)厚く,逆転層の強さ(温度差ΔT)は,夏(ΔT≈5℃)より冬(ΔT≈15〜20℃)強かった.
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