分裂病様精神病を呈した小児の部分てんかん
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概要
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幻覚・妄想状態を呈し, 分裂病様精神病と考えられた小児の部分てんかんの2症例を経験した。2症例と4)に, てんかん発症後6年の経過で, 分裂病様症状が現われた。この精神症状発現後, 症例1は約5年, 症例2は約1年半, てんかん発作が消失し, 脳波上の改善も認められた。てんかん治療に関係する小児科医は, このような症例の管理に, 精神科医の協力のもとに, 責任を負う必要性を論じた。
- 日本てんかん学会の論文
- 1988-04-30
著者
-
原 仁
国立精神神経センター精神保健研究所:東京女子医科大学小児科
-
土屋 節子
松戸クリニック
-
原 仁
東京女子医科大学母子総合医療センター
-
猪子 香代
東京女子医科大学小児科
-
小沢 道雄
帝京大学医学部精神神経科
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