メデトミジンを利用した犬の不動化処置時の心室性期外収縮における危険因子の多変量解析
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概要
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岐阜大学動物病院腫瘍科に来院し,検査や治療目的のためにメデトミジンを利用して不動化させた犬977頭に対し,心室性期外収縮(以下VPC)の発現率を回顧的に調査したところ,43頭(4.4%)において心電図上でVPCが認められた.さらにVPCのリスクファクターについて,併用薬剤,年齢,体重,性差,犬種及び心雑音の有無を多変量解析で分析した結果,ラブラドールレトリーバーとゴールデンレトリーバーがVPCに対して有意なリスクファクターを保有する犬種であった.
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Japan Veterinary Medical Association | 論文
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