家庭向け植物工場のデザイン提案
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概要
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植物工場とは、環境調整と作業工程の自動化を合わせ、天候、気候に左右されず、省力的かつ安定した植物の栽培が可能な施設栽培の一つである。 現在、LED などの技術開発により、従来から抱えていたコスト面での問題が解決されつつあり、更なる普及とダウンサイズ化が期待されている。昨今、植物工場を店内に取り入れた飲食店が報道され、食の安全に対する問題とも合わさり、社会的にも関心を集めている。誰にでも、どのような環境においても、高品質で新鮮な作物の栽培が可能なため、家庭における植物工場が今後求められる方向性の一つとして考えられる。 現在でも、開発段階やレンタル商品としての小型植物工場は少数ながら発表されているが、デザインという面では未発達の分野である。植物を栽培する機構を家庭用にサイズダウン化するだけでなく、新たな食生活の提案としてのユーザーシナリオをもとに製品を提案する必要があると考えられる。 本研究の目的は、植物工場の家庭への導入におけるデザイン要件を抽出し、家庭向け植物工場のユーザーシナリオ及び製品のデザインを提案をすることである。
- 日本デザイン学会の論文
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