「乳がん医療ネットワーク」の構築における広島県内の乳がん検診受診者実数集計の成果
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
広島県内の乳がんにかかわる施設を,その機能に応じて,4つのグループに分類し,申請のあった施設を,「広島乳がん医療ネットワーク」に登録した。検診実施施設として登録した65施設には,年間の実績を県に報告することを依頼した。実績報告を集計し,検診受診者の実数を算定したところ,平成21年の乳がん検診受診率19.4%という結果が得られた。このたびの算定値は,従来から用いられてきた「国民生活基礎調査」の推計値と近似していた。わが国では,複雑な検診システムが原因で,検診受診率の把握が難しい状況が続いており,以前から問題とされてきた。われわれの広島モデルは,県内の対策型検診と任意型検診の総受診率を,一括して,正確に把握できるという点で画期的なものである。
- 日本乳癌検診学会の論文
日本乳癌検診学会 | 論文
- Characteristics of Patients with Interval Breast Carcinomas.
- Evaluation of Mass Screening for Breast Cancer Conducted under the Health and Medical Service Law for the Elderly and the Actual Conditions of Health Insurance Administration in Zentsuji City.
- Two Cases of Mucinous Carcinoma of the Breast Manifested as Interval Cancer.
- Breast-Conserving Therapy for Breast Cancer Patients Showing Mammographic Evidence of Calcification.
- タイトル無し