ムコゼクトームによる大腸ESD
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概要
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2010年10月に改良されたムコゼクトーム(Pentax社製)が発売された.改良型は回転性能が大幅に向上.また,ハンドルとデバイスが一体化され,裏側マーカーの視認性も向上した.2011年1月~12月までに大腸腫瘍23例(平均腫瘍径33.6mm)ESDを行った.結果,術時間平均54分,一括切除率100%,穿孔0,後出血1例と安全に使用可能であった.ニードルナイフを除くディスポーザブルナイフ使用は平均1.13本で,術中止血回数は2.4回と従来の方法(フラッシュナイフでは4.5回)に比べると少なく,安全性の面からも,また医療経済的な面からも優れた処置具であると考えられた.
著者
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