成人でO157感染により溶血性尿毒症症候群を発症し, 脳症を合併した1例
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概要
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症例は28歳,女性.腹痛,粘血便にて入院.O157感染による腸管出血性大腸炎に引き続き,血小板減少,腎不全を発症し,溶血性尿毒症症候群(HUS)と診断した.一時,血小板数の増加・尿量の回復を認めたが全身痙攣と一過性片麻痺にて脳症を発症した.ステロイドパルス療法や血漿交換などの治療により後遺症なく回復した.成人での脳症発症の報告は少なく,今後の治療法確立のため文献的考察を含めて報告する.
- 財団法人 日本消化器病学会の論文
- 2011-01-05
著者
-
土山 寿志
石川県立中央病院 消化器内科
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金子 佳史
石川県立中央病院 消化器内科
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土山 寿志
石川県立中央病院 一般消化器内科
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金子 佳史
金沢大学医学部附属病院 消化器内科
-
林 宣明
石川県立中央病院消化器内科
-
吉光 雅志
石川県立中央病院消化器内科
-
林 宣明
石川県立中央病院 消化器内科
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