NSAID起因性小腸病変の精査中にバーチャル小腸内視鏡により発見されたMeckel憩室の1例
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概要
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症例は68歳女性.網膜静脈閉塞症でアスピリンを内服中であった.原因不明の消化管出血に対して行われたカプセル内視鏡で,小腸に多発するびらん・輪状潰瘍・出血を認め,NSAID起因性小腸病変と診断した.憩室は指摘できなかった.狭窄の評価目的にバーチャル小腸内視鏡を施行し,回盲弁から99cm口側にMeckel憩室を発見した.Meckel憩室の検索にはバーチャル小腸内視鏡が有用と考えられた.
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