経過観察中にGd-EOB-DTPAを取り込む肝細胞癌へと画像所見に変化がみられた1症例
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概要
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C型肝硬変の59歳男性．S8にEOB-MRI肝細胞相でのみ描出される直径7mmの乏血性低信号結節を認め，6カ月後に同径のまま高信号へ変化．10カ月後に19mmへ増大し，造影CTでも多血化して肝細胞癌と診断．組織学的に胆汁産生をともなう中分化型肝細胞癌で，癌細胞膜にOATP1B3の発現を認めた．EOB-MRIで早期肝細胞癌の所見から増大多血化し，肝細胞相で高信号に変化したgreen hepatomaであった．
- The Japanese Society of Gastroenterologyの論文
著者
-
佐久間 秀夫
脳神経疾患研究所附属総合南東北病院病理診断科
-
斎藤 聡
虎の門病院(共済) 消化器科
-
高野 祥直
脳神経疾患研究所付属総合南東北病院外科
-
斎藤 聡
虎の門病院肝臓センター
-
高野 祥直
脳神経疾患研究所附属総合南東北病院外科
-
濱田 晃市
脳神経疾患研究所附属総合南東北病院消化器内科
-
西野 徳之
脳神経疾患研究所附属総合南東北病院消化器内科
-
中澤 敏弘
脳神経疾患研究所附属総合南東北病院消化器内科
-
十林 賢児
脳神経疾患研究所附属総合南東北病院消化器内科
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