人間ドック受診者での各種検査成績間の相関度解析による疾病間の関係検討 2.肝機能および脂質代謝
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概要
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人間ドック受診者の各種検査値と肝機能および脂質代謝指標との相関を調べた。ビリルビン値は他のパラメーターと相関せず,独立な機能の指標と考えられた。ZTT値は総蛋白が高く,総コレステロール値が低い者に高いことが判った。GOTとGPTは相互に関連した細胞機能の指標と考えられるが,γ-GTP値は若干前2者との相関が低く,異なる細胞の変化を見ているものと思われた。総コレステロール値は他との相関が低く,独立の指標と考えられるのに対して,中性脂肪値は体脂肪率,血圧,尿酸値,7-GTP値などとの相関が示唆された。
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