ウェブマッピングによる災害情報の提供・共有手法の動向:2011年タイ洪水の事例分析
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概要
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2011年のタイ地震において,クラウドソーシングや,マッシュアップの活用,SNSと連携した災害情報の発信など,ウェブマッピングだけでも相当な量の情報が発信された.本報では,それら災害情報の提供・共有手法の動向について紹介し,SNS利用者の関心を把握することで,求められる情報が実際に受信・共有されているのかを定性的に判断した.また,運輸省道路局での聞き取り調査を通して,マップ作成時の道路情報の収集過程,および今後の課題を示した.[本要旨はPDFには含まれない]
著者
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川崎 昭如
東京大学生産技術研究所 都市基盤安全工学国際研究センター
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小高 暁
NPO法人ルーイ環境保全・維持財団
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サンタララック アディソーン
NPO法人 ルーイ環境保全・維持財団
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小高 暁
NPO法人 ルーイ環境保全・維持財団
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川崎 昭如
東京大学生産技術研究所
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