Java言語による対話的グラフ表示機能を備えたWWW青果物市況情報データベースNAPASS for Web on Javaの開発
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概要
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青果物市況情報データベースNAPASSから検索したデータを利用者が対話的にグラフ表示できるアプレットをJava言語を用いて作成した.Webサーバで作動するperlスクリプトで,このアプレットとNAPASSを連携させることにより,NAPASS利用者から要望の強かった検索結果の対話的な集計・グラフ表示が容易に実現できることが明らかになった.本方式では,データベース・サーバとWebサーバ間の連携をUnixのリモート・シェル・コマンドrshを用いて行っており,サーバを異なるマシンに置くことも容易であり機種も問わない.このため複数のWebサーバから共有データベースへアクセスすることも可能である.市況予測や販売業務支援用などのアプレットを利用者が目的に合わせて作成し,共有データベースにアクセスすることができる.本方式は,対話的解析機能を備えた気象データベースなど多様な分野に適用でき,応用範囲が広いと思われる.
- 農業情報学会の論文
著者
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下村 道彦
Mitsubishi Space Software Co., Ltd.
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平藤 雅之
Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat
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牧野 和佳
Mitsubishi Space Software Co., Ltd.
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南石 晃明
National Agricultural Research Center
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上田 正和
Mitsubishi Space Software Co., Ltd.
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