成層化したダム湖における藍藻類の鉛直移動
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概要
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藍藻類がブルーム状態を呈する島根県三瓶ダム湖において,2009年9月17日12:00から18日14:00まで2時間間隔でアオコの鉛直移動に関する調査を行った。その結果,日周的な水温成層構造を形成する時間帯において鉛直移動が観測され,深度0.5 mから5 mおよび9.5 mまでの沈降速度はそれぞれ0.35 m・h<SUP>-1</SUP>,0.73 m・h<SUP>-1</SUP>,深度5 mおよび9.5 mから表層への浮上速度は0.41 m・h<SUP>-1</SUP>,0.79 m・h<SUP>-1</SUP>であった。日周的な鉛直移動のサイクルは,12:00に表層に展開し,14:00に沈降を始め,翌日の深夜0:00に最も沈降した状態となった。浮上は深夜2:00に観測され始め12:00に最も表層に展開した後,再び沈降した。この時,藍藻類の最大到達深度は9.5 mであった。
著者
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國井 秀伸
島根大学汽水域研究センター
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若林 健一
松江土建株式会社環境部
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増木 新吾
鳥取大学大学院連合農学研究科
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戸島 邦哲
松江土建株式会社環境部
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別所 大
松江土建株式会社環境部
-
高橋 智
松江土建株式会社環境部
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