New additional operation for the prevention of gastric stasis after selective gastric vagotomy with antrectomy.
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The new additional operation for the prevention of the gastric stasis after the selective gastric vagotomy with antrectomy (SV+A) was performed.<BR>Our additional operative procedure was followed: After selective gastric vagotomy and antrectomy, gastroduodenostomy was anastomosed at acute angle with the longitudinalis of the stomach. Then, both lesser and greater omentum were incised outside of the gastric vessels. After these procedure, posterior wall sided to lesser curvature was fixed with the edge of the hepatogastric ligament and posterior wall sided to greater curvature was fixed with the retroperitoneum inferior to the pancreas by several sutures.<BR>The outcome of these treatments of the additional operation on SV + A enabled to shorten the duration of drainage of gastric juice, as well as smooth intake.<BR>By fluoroscopic examination one month after operation, gastric stasis was observed on SV+A due to the contrast medium stored in the ptotic corpus, whereas, in the case of SV+A with our additional operation, smooth gastric emptying was observed without any stasis of the contrast medium, because the corpus was placed upper from the anastomosis portion.<BR>In conclusion, our additional operation to SV+A was able to perform easy and safely, and was observed the effective prevention of gastric stasis.
著者
-
金泉 年郁
奈良県立医科大学
-
石川 博文
奈良県立医科大学第1外科
-
松為 泰介
奈良県立医科大学第一外科
-
森本 洋一
奈良県立医科大学第1外科
-
白鳥 常男
奈良県立医大名誉教授
-
上田 忠晴
奈良県立医科大学第1外科
-
古谷 隆道
奈良県立医科大学第1外科
-
久保 仁邦
奈良県立医科大学第1外科
-
中辻 直之
奈良県立医科大学第1外科
-
村田 省吾
奈良県立医科大学第1外科
-
巽 秀典
奈良県立医科大学 第1外科学教室
-
中辻 直之
奈良県立医科大学第一外科学教室
-
白鳥 常男
奈良県立医科大学第一外科学教室
関連論文
- 4. 早期胃癌に対する幽門保存胃切除の機能評価(第23回胃外科研究会)
- 術前放射線治療により下部進行直腸癌に対する側方郭清を省略できるか?(第105回日本外科学会定期学術集会)
- 肝細胞癌におけるDAP-kinase発現とアポトーシス
- 48. 早期胃癌に対する幽門温存術式(第20回胃外科研究会)
- O-140 CEAプロモーターを用いた大腸癌細胞に対する自殺遺伝子治療
- PP1632 遺伝子導入を応用した集学的癌治療の可能性について
- PP-1-116 腹腔鏡下腸切除術における安全対策
- OP-1-063 潰瘍性大腸炎(UC)術後の回腸嚢炎の検討
- PP209006 潰瘍性大腸炎(UC)に対する顆粒球吸着療法(GCAP)施行例の検討
- PP208021 潰瘍性大腸炎に対する腹腔鏡下手術の応用
- PS08-05 肝細胞癌におけるDAP-kinase発現の意義
- Crohn 病の腸管膀胱瘻に対して尿管皮膚瘻を施行した1例
- DP-132-3 胃癌再発・転移による閉塞性黄疸症例の検討(第108回日本外科学会定期学術集会)
- DP-015-5 転移・再発大腸癌の診断と治療におけるFDG-PETの臨床的意義について(第108回日本外科学会定期学術集会)
- 急性腹膜炎症状を呈した大網転移を伴う胃癌の1例
- P-3-42 根治的化学放射線療法後にsalvage手術を行った胃切除後食道癌の1例(食道癌 サルベージ手術,一般演題(ポスター),第62回日本消化器外科学会定期学術総会)
- P-1-567 憩室炎による腸管膀胱瘻4例の検討(大腸・肛門 穿孔・穿通1,一般演題(ポスター),第62回日本消化器外科学会定期学術総会)
- 胃管・空腸・結腸による上部消化管再建術後の消化管運動の検討
- 204 食道亜全摘後の結腸間置術式が消化管運動に及ぼす影響についての検討(第43回日本消化器外科学会総会)
- 16. 教室における消化性潰瘍穿孔例の検討(第22回胃外科研究会)
- 241 教室における胃潰瘍に対する幽門保存胃切除術の長期遠隔成績(第41回日本消化器外科学会総会)
- 38. 胃潰瘍に対する幽門保存胃切除術の遠隔成績についての検討(第21回胃外科研究会)
- W4-2 運動機能から見た同種小腸移植の検討(第40回日本消化器外科学会総会)
- 68 消化性潰瘍に対する選択的近位迷走神経切離術後の遠隔成績についての検討(第39回日本消化器外科学会総会)
- 1. H_2受容体拮抗剤導入前後の教室における消化性潰瘍に対する手術症例の変遷(第19回胃外科研究会)
- 450 Microdensitometry 法による胃切除後骨代謝障害の検討(第29回日本消化器外科学会総会)
- 0354 転移・再発大腸癌の診断と治療におけるFDG-PETの意義(大腸癌診断2(PET),一般演題,第61回日本消化器外科学会定期学術総会)
- 肝血管腫および消化管ポリポーシスを合併したCowden病の1例
- 78 瘻孔を形成したクローン病の検討(第49回日本消化器外科学会総会)
- R-47 Laparoscopic assisted (sub) total colectomy 症例の検討(第48回日本消化器外科学会総会)
- J1-22 初診時、診断が困難であった直腸P癌の3症例(第47回日本消化器外科学会総会)
- 403 妊娠女性に発症したNeuroblastomaの一例(第38回日本消化器外科学会総会)
- 十二指腸に逸脱した胃腺腫内癌の1例
- 24. 幽門洞枝を温存し, ドレナージを付加しない分節的胃切除の評価(第10回迷切研究会)
- 一般演題 19. 高位胃潰瘍に対し選択的近位迷切術兼ドレナージ手術を施行後, 潰瘍再発をみた1症例(第8回迷切研究会)
- 追跡調査からみた高CEA血症の癌診断における有用性
- 診断が困難であった縦隔型肺癌の1剖検例 : 関西支部 : 第36回日本肺癌学会関西支部会
- 被膜下出血を伴った大腸癌からの異時性転移性脾腫瘍の1例
- P-1336 担癌患者における免疫低応答性の検討 : 末梢血TCR-CD3ζ鎖の非染色率, IAPの検討
- WS6-2 腔内照射を併用した術前高線量率放射線療法を行った下部進行直腸癌の治療成績
- SY5-4 潰瘍性大腸炎に対する外科治療の長期予後と今日的選択
- 示II-237 結腸癌治癒切除例における予後因子の検討
- P3-3 クローン病(CD)に対する外科的戦略
- 潰瘍性大腸炎類似のびまん性大腸病変がみられたnon-Hodgkinリンパ腫
- 示I-499 低位前方切除術(DST)後に生じた吻合部粘膜下嚢胞性病変5例の検討(第52回日本消化器外科学会総会)
- 示I-489 右、左結腸癌の臨床病理学的特性と予後(第52回日本消化器外科学会総会)
- 示I-206 直腸カルチノイド35例の臨床病理学的検討(第52回日本消化器外科学会総会)
- 示I-191 新しい癌転移関連遺伝子mta1の大腸腫瘍における発現について : 抗MTA1抗体を用いた検討(第52回日本消化器外科学会総会)
- 90 大腸癌の5-FU耐性克服をめざす遺伝子治療(第52回日本消化器外科学会総会)
- HIV 感染症に続発し,特徴的な内視鏡像を呈した大腸炎の3例
- クローン病に対する腹腔鏡補助下手術の適応
- III-80 下部消化管穿孔症例の検討
- 240 大腸癌に対するアデノウイルスベクターを用いた自殺遺伝子療法の基礎的研究
- 巨大原発性虫垂粘液嚢胞腺癌の1例
- 大腸内視鏡で診断した回腸悪性リンパ腫による成人腸重積症の1例
- 下大静脈フィルター留置のうえ直腸癌手術を行った肺塞栓症の1例
- PS-026-5 胃全摘術後の腹腔内SSI発症要因に関する検討 : クリニカルパス導入に際して
- 咳嗽による膵十二指腸動脈瘤破裂に対し動脈塞栓術が奏効した1例
- 後腹膜漿液性嚢腫の1例
- 34. 教室における SPV 術後成績の検討(第11回迷切研究会)
- I-203 術前高線量率放射線療法を行った下部進行直腸癌の再発例の分析(第50回日本消化器外科学会総会)
- 297 局所効果からみた下部進行直腸癌に対する術前照射療法の適応(第46回日本消化器外科学会)
- 術中内視鏡検査で出血部位の同定が可能であった小腸 angiodysplasia の2例
- 傍大動脈リンパ節転移を伴った横行結腸腺扁平上皮癌の1例
- 化学療法後に切除した肝原発悪性リンパ腫の1例
- 1388 TS-1/CDDP併用療法が奏効した早期胃癌術後多発骨転移の1例(胃化学療法3,一般演題,第61回日本消化器外科学会定期学術総会)
- 腸重積により発症した原発性空腸癌の1例
- OP-3-108 大腸sm癌のリンパ節転移の予測について : リンパ系の免疫組織学的検討(大腸15)
- 341 再発形式からみた下部進行直腸癌術前照射療法の効果に対する検討(第47回日本消化器外科学会総会)
- 食道癌術後に発生した再建胃管癌の1例
- 食道癌術後5年目に挙上胃管に潰瘍を発生した1症例
- DP-115-3 腸管膀胱瘻を合併したクローン病(CD)の診断と治療(第107回日本外科学会定期学術集会)
- PP-1-403 大腸癌患者におけるMMP-9発現の重要性について
- 8. 胃運動機能に及ぼす幽門洞部粘膜抜去の影響について(第18回胃外科研究会)
- 6年後に盲腸・上行結腸に限局して再発した同性愛者アメーバ性大腸炎の1例
- 56. 消化性潰瘍穿孔症例の外科的治療 : 教室の成績を顧みて(第17回迷切研究会)
- 17. 選択的胃迷切兼幽門洞切除術の工夫と改良(第16回迷切研究会)
- 430 血中エンテログルカゴン分泌動態と血糖および血中インシュリン分泌動態の関違について(第30回日本消化器外科学会総会)
- W1-6 消化性潰瘍の手術適応と術式の選択(第29回日本消化器外科学会総会)
- 125 放射線腸炎の臨床的特徴 : 外科的治療例を中心に(第48回日本消化器外科学会総会)
- 壊死型虚血性大腸炎の臨床的検討
- 85 大腸シンチグラム検査による直腸切除術後患者の大腸逆移送運動 (retropulsion) の検討(第47回日本消化器外科学会総会)
- 移植小腸の運動機能 (小腸移植の展望)
- 471 選択的胃迷切兼幽門洞切除術後の胃内容停滞防止を目的とした工夫(第33回日本消化器外科学会総会)
- 10. ストレス潰瘍と迷切術(第15回迷切研究会)
- 505 ストレス潰瘍形成における防禦因子の重要性と胆汁逆流の意義(第27回日本消化器外科学会総会)
- 40 大彎側胃管の運動機能(第27回日本消化器外科学会総会)
- 6. 最新の胃内容排出観察法による SPV 術後症例の検討(第12回迷切研究会)
- 肝原発性悪性リンパ腫の1切除例
- 5. 教室における迷切の適応と潰瘍再発(第14回迷切研究会)
- 39. 十二指腸潰瘍穿孔例に対する迷切術の成績(第13回迷切研究会)
- 46 最新の胃内容排出検査法を用いた胃の形態別排出動態の検討(第22回日本消化器外科学会総会)
- P-IIB-2 SPV 術後の胃運動機能 : 特に胃排出能に関する実験的・臨床的検討(第22回日本消化器外科学会総会)
- Effect of AS-4370 on gastric emptying. Double-blind clinical pharmacological study. : Double-blind clinical pharmacological study
- Effects of cisapride on gastric emptying.
- New additional operation for the prevention of gastric stasis after selective gastric vagotomy with antrectomy.
- 選択的近位迷走神経切離後の胃内容排泄動態の変化
- タイトル無し
- Studies on interdigestive intestnal motility of the orthotopic allotransplanted canine small bowel.