動作訓練による弛緩の受容に関する因子分析的研究(資料)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
This study was designed to identify factors which contribute to the acceptance of relaxation. Using the Dohsa Training technique, each of 58 female undergraduate students was given a relaxation procedure applied to the trunk and back. Following this relaxation procedure, subjects were asked to complete a 20 item questionnaire in which a five point rating scale served as an index of the degree of acceptance of relaxation. Factor analysis of the results led to identification of the following three factors: (I) psychological acceptance of the experimental situation; (II) differentiated and integrated bodily awareness; and, (III) feeling of generalized relaxation. A comparison of the factor scores of training and non training experienced subjects revealed higher scores for the former on Factors I and II. On the other hand, non-training experienced subjects scored higher on Factor III. In addition, the difference in factor scores between concentrated and non-concentrated subjects indicated that volitional concentration on the relaxation process is indispensable for reorganizing self body-image.
- 公益社団法人 日本心理学会の論文
著者
関連論文
- 動作課題による重度精神発達遅滞児の行動変容について
- 身体動作の分化と随伴緊張の制御との関係について
- PB89 多動で乱暴な男児への自己コントロールの援助 : 学校・家庭・地域への支援
- 障害 3-5 ボディ・ワークによる「援助技法」授業の試み
- 動作訓練による弛緩の受容に関する因子分析的研究(資料)
- 自閉症児と多動児における多動行動とその関連症状の発達的な比較
- 脳性まひ児の動作獲得過程に関する研究 : 不自由動作の変容過程とスタートル反射の消長過程との関係
- 司会(III.公開「障害とは何か : 教育実践の中から得たもの」)
- 心因反応を伴う強迫症状に対する自己コントロール法の適用
- 自閉・多動・精薄児等に対する動作法適用上の諸問題
- 腕上げ動作コントロール法に対する反応経過の分析について
- 動作訓練による脳性まひ児の動作獲得過程に関する縦断的研究
- 肢体不自由(その2.児童の実態チェック調査及び職務分析,特殊教育教員養成問題研究委員会資料 養護・訓練に関する調査,特殊教育教員養成問題研究委員会資料)
- 肢体不自由(その1.養護・訓練に関する教員の意識調査,特殊教育教員養成問題研究委員会資料 養護・訓練に関する調査,特殊教育教員養成問題研究委員会資料)
- PC95 教師間のコミュニケーションと児童理解のための動作法の試み (その2)
- 動作的アプローチによる自閉性発達障害児のコミュニケーションの援助をめぐって(自主シンポジウム25,日本特殊教育学会第37回大会シンポジウム報告,実践研究特集号)
- PD79 教師間のコミュニケーションと児童理解のための動作法の試み
- 治療教育における「とけあう体験」の援助の可能性をめぐって(ワークショップ34,日本特殊教育学会第32回大会ワークショップ報告)
- 動作法の基礎と応用(解説講演3,日本特殊教育学会第29回大会解説講演)
- 自閉症児・動作法(情緒問題・行動問題C2,情緒障害・行動問題,日本特殊教育学会第27回大会研究発表報告)
- 情緒障害・行動問題A(情緒障害・行動問題,日本特殊教育学会第26回大会研究発表)
- 弛緩による身体感覚の変化--触2点間弁別閾の測定を用いて
- 指定討論 2(III.公開「障害とは何か : 教育実践の中から得たもの」)
- 865 発達障害児の動作特徴と行動特徴の関連性(臨床・障害7,臨床・障害)
- 903 自閉症児,多動児,学習障害児の動作特徴の比較に関する一考察(臨床・障害1 自閉症,研究発表)
- 発達障害者の主体的な生活支援における「構造化」の課題と展望 : 「外的な構造化」と「内的な構造化」の調和を目指して(学会企画シンポジウム,日本特殊教育学会第48回大会シンポジウム報告)
- Changes of Body Sensation through Muscular Relaxation: Using the Method of Measuring Tactile Two-point Limen
- 動作訓練による弛緩の受容に関する因子分析的研究(資料)
- 51 身体の弛緩の体験による外界知覚の変容について(研究発表(口頭発表-3))
- 行動療法家を育てる : 「認定行動療法士」資格の観点から(シンポジウム1)
- P-29 動作法による身体の体験過程 : 質問紙と脈波反応を用いて(ポスター発表-2,研究発表)
- P1-13 とけあい動作法による不合理な信念の改善(ポスター発表I,教育・福祉・健康分野への進展)
- CS-5 動作法による心身の体験の変化 : リラクセーションと踏み締め感を中心に(ケーススタディー,認知行動療法を全国民に提供するために、総力の結集を!)
- CS-8 耳鳴りへの認知行動療法 : 動作法の体験によるマインドフルネス的態度の形成(ケーススタディー8,サイコセラピーの融合とより良き社会的貢献を目指して)