Uterine-RNA投与下の子宮内膜微細構造の変化
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概要
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Uterine-RNAの作用機構を知る目的で, 本RNAを去勢ラットの子宮腔内に注入し, 内膜細胞に生ずる微細構造の変化を経時的に観察した.表面上皮細胞では, RNA投与12時間後に, 微絨毛の数やその丈が増し, 細胞質肥大, polyribosomeの出現, ゴルジ装置の発達や粗面小胞体の内腔拡大などが認められた。これらの変化は24時間後では一層著明になると共に, apical vesicleも観察された。これらの所見はestradiol-17β投与時の内膜細胞の変化と類似していた。
- 日本内分泌学会の論文
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