進行肝癌の治療
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概要
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進行肝細胞癌は脈管浸潤もしくは肝外転移を有する肝癌で局所治療が不可能な肝癌と定義される.日本においてはインターフェロン+5FUやlow dose FPを用いた動注化学療法が行われ,良好な成績をあげている.一方,日本以外の海外では進行肝癌に対する第一選択の治療法は分子標的薬ソラフェニブである.現在,進行肝癌に対する新薬の開発やソラフェニブと動注との併用臨床試験が進行中であり,この臨床試験が成功すれば,進行肝癌の予後は著しく向上するであろう.
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