昭和初期の京都市の写る空中写真の撮影時期の再検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Aerial photographs, especially those taken before World War II, are valuable documents to know the historical changes in gardens and open spaces. In the academia of photogrammetry and geography, it is an accepted view that the existing aerial photographs of Kyoto City taken before the World War II were taken in 1928; this view is based on the work of Hattori. However, Kyoto Shimbun News (dated December 22, 1993) reported that Shimizu conducted an investigation and found that the photographs were taken in 1927. As the details of Shimizu’s investigation are unknown, both assertions need to be reexamined. First, we confirmed that the aerial photographs that were archived in three different locations were identical, and as such, the assertions of Hattori and Shimizu are conflicting. Then, we analyzed buildings, railways and roads as appearing in the photographs, and determined that the photographs were taken in 1927. Furthermore, we examined the condition of tree canopies and the shades of two buildings, and estimated the period when these aerial photographs were taken. As a result, we concluded that the aerial photographs were taken in 1927 and most likely between late August and early September.
著者
-
今西 純一
京都大学大学院地球環境学堂
-
今西 純一
京都大学農学研究科
-
今西 亜友美
京都大学大学院 地球環境学堂
-
今西 純一
京都大学大学院地球環境学堂・学舎
-
杉田 そらん
京都大学大学院農学研究科
関連論文
- 巨椋池・横大路沼干拓地の表層土壌中における水生植物散布体の残存状況とその鉛直分布 (平成21年度日本造園学会全国大会研究発表論文集(27))
- 江戸時代中期の賀茂御祖神社の植生景観と社家日記にみられる資源利用 (平成20年度日本造園学会全国大会研究発表論文集(26))
- 森林療法, 園芸療法, ヨーガを組み合わせた健康増進プログラムの高齢者への効果
- 京都市内の非樹林緑地としての神社境内における草本植物の種数と種の出現パターン
- 京都市内の孤立林における草本植物の種数と種の出現パターン(第36回大会)
- 補完・代替医療としての緑地環境の利用
- 産・官・学・民の交流と連携の展望(平成18年度日本造園学会全国大会ポスターセッション報告)
- ヤマザクラ(Prunus jamasakura)の活力度診断指標に関する研究(第36回大会)
- ヤマザクラの根系分布と樹木活力度および土壌硬度の関係
- ヒノキ林化した都市近郊二次林における小面積伐採後初期の木本種組成の変化
- 京都市域における学校ビオトープの水辺植生と管理の関係(第39回大会)
- 孤立した都市緑地における植物の保全と課題--社寺林と境内の生育地としての特徴 (特集 社寺林研究の新展開--植生の記載から生態系の保全・管理へ)
- 地上型レーザースキャナを用いた庭園の借景復元に関する景観シミュレーション
- 播種工における発生期待本数の推定方法に関する研究
- 施工後30年経過した大規模造成樹林地の林分構造と土壌条件(平成19年度日本造園学会全国大会研究発表論文集(25))
- 屋上緑化水分動態シミュレーションによる四川泥炭の培土としての有効性について(第36回大会)
- がん患者の療法の場としての都市緑地の活用
- 身近な自然が人に健康をあたえる 生物多様性と統合医療 (Special Edition 実践・生物多様性そのデザイン・ビジネス)
- 統合医療の場としての都市緑地の活用(緑化分野における『人の健康と緑』という新しい研究領域)
- リモートセンシングによる植生水ストレス把握のための熱慣性特性値の実験的検証
- 屋上緑化におけるマット植物と高密度不織布を用いた薄層緑化技術の検討((第37回大会))
- 江戸時代の賀茂別雷神社の植生景観と日本林制史資料にみられる資源利用 (平成23年度日本造園学会全国大会研究論文集(29))
- 昭和初期の京都市の写る空中写真の撮影時期の再検討 (平成23年度日本造園学会全国大会研究論文集(29))
- 農村地域における神社林の鳥類相と環境条件の関係
- 巨椋池・横大路沼干拓地の表層土壌中における水生植物散布体の残存状況とその鉛直分布
- 都市の生物多様性評価におけるリモートセンシング利用の可能性
- 都市の生物多様性における氾濫原の重要性
- 国際会議「都市における生物多様性とデザイン」(URBIO 2010)の成果
- ウマスギゴケ群落の水分動態観測に基づくコケ庭の微気候保全に関する考察
- 江戸時代中期の賀茂御祖神社の植生景観と社家日記にみられる資源利用
- 生態学的知覚理論に基づく歩行シークエンス体験の多様性と共通性についての研究(平成14年度 日本造園学会研究発表論文集(20))
- ヒサカキ(緑化植物 ど・こ・ま・で・き・わ・め・る)
- 草本植物からみた都市内孤立緑地の保全と創出(新博士紹介)
- 開花期のサクラ類の活力度評価 : 奈良県吉野山のヤマザクラを事例とした検討
- 吉野山五郎平茶屋地区の土壌化学性とその将来予測
- 吉野山におけるナラタケ類発生地の土壌と生物防除の検討
- 巨椋池干拓地の休耕田内の比高が湿地植物の分布におよぼす影響
- 巨椋池 干拓地およびその周辺地域の現存植生について : 自然再生の観点からの考察
- 滋賀県南東部の水田地帯におけるハルリンドウ生育地の環境条件 (平成24年度日本造園学会全国大会研究発表論文集(30))
- 琵琶湖の浚渫土中の散布体バンクの種組成と空間的分布 (第43回大会特集)
- 用と美を兼ね備えた景観 : 白砂青松の海岸林と平野の屋敷林(第1部 残されし文化財,残されしもの、生かされしもの)
- 七代目小川治兵衛による清風荘庭園の作庭過程と空間的特色
- 昭和初期の京都市の写る空中写真の撮影時期の再検討
- 巨椋池干拓地およびその周辺地域の現存植生について
- 琵琶湖の浚渫土中の散布体バンクの種組成と空間的分布
- 地形によって規定される日照条件が奈良県吉野山のヤマザクラの生育状態に及ぼす影響
- 農村地域における神社林の鳥類相と環境条件の関係
- 江戸時代の賀茂別雷神社の植生景観と日本林制史資料にみられる資源利用
- 住宅購入検討者の庭園所持や住宅の緑に対する意識についての研究
- 花数調査によるサクラ類の活力度評価について : 奈良県吉野山のヤマザクラを事例とした考察
- 滋賀県南東部の水田地帯におけるハルリンドウ生育地の環境条件
- 京都市域における学校ビオトープの水辺植生と管理の関係
- ヤマザクラ (Cerasus jamasakura) 開芽フエノロジーの個体差分布とその指標性の検討