Retrospective voting in the 1998 Japanese House of Councilors election : An approach from cognitive social psychology
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
By using two decision models based on cognitive social psychology, voting behavior in the 1998 Japanese House of Councilors election was analyzed. JEDS national panel survey (1996-1998 “Japanese Election and Democracy Study” accessible in WWW (http://www.iss.u-tokyo.ac.jp/pages/ssjda-e/)) was the source of analysis.Political party schemas in 1996 and their change indicators between 1996 and 1998 were both highly significant in predicting the 1998 vote, which shows the effectiveness of cognitive accessibility model of voting behavior.Retrospective voting, which reflects the use of cognitive shortcut in voting decision, was also significant in determining the vote (by multinomial logit analysis). Much unclear was the role of sociotropic judgment on the vote, although the egocentric vote was clearly existent. That is, sociotropic judgement has positive relationship with the retrospective evaluation of the 1998 Hashimoto Cabinet, but its relationship with the vote was slightly negative when controlling the egocentric evaluation of economy as well as other variables. (151 words)
著者
関連論文
- 消費者行動をとらえる文理融合研究
- 鉄道事業者に対する社会的信頼の規定因 : 共分散構造分析を用いたモデルの構成
- 地域コミュニティによる犯罪抑制 : 地域内の社会関係資本および協力行動に焦点を当てて
- 世論研究者エリザベス・ノエル=ノイマン先生
- A-13-4 共起範囲グラフに基づいた項目グラフのリンクの意味推定(A-13.思考と言語,一般セッション)
- 交通安全に関わる組織への社会的信頼とその構造
- 消費者行動における「他者」の多面性を測定する--スノーボールサンプリング調査の意義の検証
- 多様化するテレビ報道と、有権者の選挙への関心および政治への関与との関連 : 選挙報道の内容分析と大規模社会調査の融合を通して
- A-8-3 スノーボールサンプリングによる消費者効用関数の構築(A-8.技術と社会・倫理,一般講演)
- A-2-1 消費者ネットワークモデルの開発(A-2.非線形問題,一般講演)
- 会話を行う両者の関係性が、新規情報共有・共有情報言及動機による話題選択に与える効果の検討
- 地域オンラインコミュニティが地域社会への参加に及ぼす因果的影響の検討
- PCによるメール利用が社会的寛容性に及ぼす効果 : 異質な他者とのコミュニケーションの媒介効果に注目して
- 地域オンラインコミュニティと地域参加に対して地域の構造要因が及ぼす影響の検討
- 地域オンラインコミュニティが社会的ネットワークに持つ効果の検討 : 社会的ネットワークの同質性・異質性に注目して
- 地域オンラインコミュニティと社会関係資本 : 地域内パーソナル・ネットワークの異質性と社会的寛容性に注目して
- テキストデータから捉える2007年参院選争点 (特集 2007年参議院選挙)
- 若年層の社会化過程における携帯メール利用の効果 : パーソナル・ネットワークの同質性・異質性と寛容性に注目して
- 地域オンラインコミュニティと社会参加 : 住民間の集合的オンラインコミュニケーションがもたらすポジティブな帰結
- JES3自由回答(2001年-2005年)を用いた小泉政治の検証--小泉政治は有権者の関心を高め政治への理解を深めることに貢献したのか
- オンラインゲーム内のコミュニティにおける社会関係資本の醸成 : オフライン世界への汎化効果を視野に
- インターネット利用は社会参加を促進するか : PC・携帯電話の社会的利用の比較を通して
- ウェブ掲示板を対象としたネットワークコミュニティ分析支援システム : CMINER(コラボレーションの「場」とコミュニティ」の編集にあたって)(コミュニティ支援)
- オンラインゲーム上の対人ネットワークが孤独感に及ぼす影響の検討--オフラインの対人ネットワークとの比較を通して
- ネットワークを織りなす消費者--「孤立した消費者像」を越えるインターネット活用調査とその理論
- コミュニケーションにおける否定的フィードバックの抑制の対人的効果 : 「その人とぶつかるくらいなら言いたいことを言わない」ことは何をもたらすか
- 広瀬幸雄氏の書評に答える
- フローからストック、そして公開データへ : 公開は他人(ひと)のためならず(会員から)
- 「沈黙の螺旋理論」の発展
- Hofstede,G.(著), 岩井紀子・岩井八郎(訳), 『多文化世界: 違いを学び共存への道を探る』, 1995年2月, 有斐閣, xii+276頁
- 1)「政治行動の社会心理学」, 飽戸弘(編著), 1994年10月, 福村出版
- 1)社会心理学会第35回大会(学会報告)
- 2)日本選挙学会(学会報告)
- 2)日本社会心理学会(学会報告)
- Webサイト情報が鉄道事業者への信頼に及ぼす影響
- 近隣の範囲による社会関係資本の犯罪抑制効果の変動 : GISによる住民間の物理的距離を用いた分析
- 環境懐疑派の意見への接触が人々の環境配慮行動に及ぼす効果の検討
- Retrospective voting in the 1998 Japanese House of Councilors election : An approach from cognitive social psychology
- Social capital and social communication in Japan:Analysis on survey data on political participation before and during the General Election 2000
- 高レベル放射性廃棄物処分場立地の受容に関する心理的要因の検討 : 福島第一原子力発電事故前データの分析と考察