製品情報の不確定性を考慮した船舶主要目設計支援システムに関する研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Decision of principal particulars is the first stage of ship design. This stage is an important stage where essential information of the ship is decided and the influence on the cost and performance is extremely larger. However, various analyses which contain the error margin are used because detailed information on the ship is not available. Therefore a higher degree of uncertainty is involved in the early design stage. On the other hand, product information is expressed as a fixed value in the present design support system and the systems can not deal with the uncertainties involved in the design information and design process. The purpose of this study is to propose the new design support system considering uncertainties in the product information.The characteristics of the proposed method are following points.1) In order to express product information as unfixed ones, adjustment parameters are used in the new design support system. Fixed product information in a design solution can assume only a single numerical value. On the other hand unfixed product information can be changed to improve the feasibility or optimality because it can assume more than one numerical value. 2) A optimization method named Wildcard GA is newly introduced. In order to express product information as unfixed ones, "*" (asterisk) is used in the Wildcard GA. "*" means both "0" and "1". By using this feature, plural design proposal are made from one gene.Some examples using the proposed method are shown in the paper and these are compared with the solution of present technique. As a result, the possibility of the improvement of the design is shown.
- 社団法人 日本船舶海洋工学会の論文
著者
-
濱田 邦裕
広島大学大学院
-
濱田 邦裕
広島大学工学部
-
高延 宣文
広島大学大学院工学研究科
-
濱田 邦裕
広島大学大学院工学研究科
-
北村 充
広島大学大学院工学研究科
-
羽奈 洋介
広島大学大学院工学研究科
関連論文
- フェーズフィールド法と感度解析に基づく構造最適化
- 233 繰り返し大変形を受けるアルミニウム構造部材の亀裂強度に関する研究
- フェーズフィールド法に基づく構造最適化 : ペリメータ制約効果の検証とコンプライアントメカニズム創生問題・固有振動数最大化問題への拡張
- トポロジー最適化法を用いたひずみゲージ式変換器構造の最適化
- 学生を育てるしくみ : PBL実践のための教育システムの構築(育てるしくみ)
- 船体中央断面最適設計の実用化と高速最適化システムの開発に関する研究
- じょうほう通 広島大学大学院工学研究科における大学院教育の国際化
- 102 設計・生産システムにおける溶接・接合情報の生成・利用手法に関する基礎研究 : 第二報統合ジョイント設計支援システムのフレームワーク
- 101 設計・生産システムにおける溶接・接合情報の生成・利用手法に関する基礎研究 : 第一報 : 統合ジョイント設計支援システムの提案と基本仕様
- 11-225 企業連携講義による技術者ディベート力養成の試み((21)インターンシップ-II)
- 11-224 派遣型教育の実践と効果 : 学生が学生から学ぶ((21)インターンシップ-I)
- 11-223 海外派遣型教育における企業の役割と派遣学生への評価((21)インターンシップ-I)
- 3-221 技術系学生の英語プレゼンテーション集中特訓((1)基礎科目(数学,物理学,科学,生物学など)の講義・演習-IV)
- 206 統合ジョイント設計支援システムの開発(その2) : 鉄道台車を例題としたプロトタイプ・システムの構築
- 205 統合ジョイント設計支援システムの開発(その1) : システムにおける設計プロセスの枠組
- 統合ジョイント設計支援システムの開発
- 423 統合ジョイント・デザイン序説
- 2008S-G5-10 ペトリネットを利用した河川物流のシミュレーション(一般講演(G5))
- 構造物の疲労損傷予知のための犠牲試験片の開発(第2報)
- 127 高温ひずみを用いた液化割れ発生評価法の検討 : Ni基耐熱超合金レーザ溶接部の高温割れ発生評価法に関する研究(第4報)(肉盛・高温割れ)
- 知識総括型PBL"Paper Bicycle Project"の試み
- 製品モデルを利用した船体検査支援システムに関する研究 : 第3報 検査の不確実性を考慮した船体検査支援システムの提案
- (46)製品モデルを利用した船体検査支援システムに関する研究 : 第3報 検査の不確実性を考慮した船体検査支援システムの提案(平成13年秋季講演論文概要)
- (87)創成型設計製作プロジェクト"Paper Bicycle Project"の実施(創成教育(I),第21セッション)
- 製品モデルを利用した船体検査支援システムに関する研究 - 第2報 検査情報獲得支援のための簡易入力システムの構築 -
- (44) 製品モデルを利用した船体検査支援システムに関する研究 : 第2報 検査情報獲得支援のための簡易入力システムの構築(平成12年秋季講演論文概要)
- 構造物の長期応力度モニタリングのための高感度犠牲試験片の開発
- (36) 構造物の長期応力度モニタリングのための高感度犠牲試験片の開発(平成12年春季講演論文概要)
- 3Dプロダクトモデルを利用した船体中央横断面の総合的最適化に関する研究 : 既存船舶情報に基づいた構造最適設計
- 広島大学大学院工学研究科における大学院教育の国際化
- 2005A-G5-10 設計変数の不確定性を有する構造最適設計に関する研究(一般講演(G5))
- トポロジー最適化を用いたブリッジウィングの防振設計に関する研究
- 23 船舶初期設計プロセスを対象とした設計プロセスシミュレータの開発
- 32 解析手法の精度を考慮した船舶主要目設計支援システムに関する研究
- 33 部材認識機能を利用した船体構造の形状最適化システムに関する研究 : 船体構造二重底部の形状最適化
- 3321 解析手法の精度を考慮した船舶設計システムの開発(S42 システム設計の高度化,21世紀地球環境革命の機械工学:人・マイクロナノ・エネルギー・環境)
- 12 独立要素分割と多点拘束を利用した船体構造二重底部の形状および寸法最適設計に関する研究
- 11 船首尾部のロンジ配置最適化に関する研究
- 設計変数のグループ分けと多段階最適設計 : 船体構造設計への適用
- 部材認識機能を利用した船体構造最適化システムに関する研究
- 2008S-G5-9 船舶主要目のロバスト最適化に関する研究(一般講演(G5))
- 3301 創成型設計・製作プロジェクト "Paper Bicycle Project" の試み
- ニューラルネットワークを用いた防撓パネルの変位及び応力の予測
- 2005A-G5-13 ニューラルネットワークを用いた防撓パネルの変位および応力の予測に関する研究(一般講演(G5))
- 2412 船体構造最適化システムを利用した造船設計プロセスのシミュレーション(OS8 設計プロセスのマネジメントI)
- 構造評価のためのニューラルネットワークの構築と構造最適設計(設計と最適化IV)
- ズーミング境界に応力再解析式を用いた構造最適設計に関する研究
- 領域被害モデルに基づく微小疲労き裂の強度評価に関する研究
- Optimization of arrangement of longitudinal stiffeners on shell plate at fore and aft parts of ships
- 8 東アジア圏との国際貨物輸送機関分担に関する一考察
- 2007S-OS9-1 大学における技術者教育の変化 : 広島大学の取組事例(オーガナイズドセッション(OS9):若い技術者に魅力のある造船技術・造船事業のために(将来へ挑戦する技術研究・開発へ))
- 2006A-OS9-2 船体中央断面の構造最適設計に関する研究(オーガナイズドセッション(OS9):船体構造と最適設計)
- 生産システムにおける溶接作業情報の生成手法に関する研究
- 構造物の疲労損傷予知のための犠牲試験片の開発
- 圧電素子による構造物の簡易応力履歴計測に関する研究 : 第2報 圧電素子の取付に関する検討
- 圧電素子による構造物の簡易応力履歴計測に関する研究
- (230)広島大学次期学生情報システム構築に関する基礎的研究 : 学習支援システム導入のための調査・検討(セッション66 e-ラーニング(インターネット・マルチメディア利用教育を含む)VII)
- 有限要素法に基づいた構造評価用ニューラルネットワークの構築とばら積貨物船の横強度の最適設計への利用
- 有限要素解析に基づいた構造評価用ニューラルネットワークの構築とコンテナ船の最適設計への利用
- (70) 有限要素解析に基づいた構造評価用ニューラルネットワークの構築とコンテナ船の最適設計への利用(平成14年秋季講演論文概要)
- 造船における情報技術のこれまでと今後(情報技術の現状とこれから)
- 概念設計支援のための柔軟な製品モデルに関する研究
- 柔軟な統合化設計・生産システムのためのフレームワークに関する研究
- (194)知識総括型PBLの教育効果および教育改善効果の考察(セッション56 創成教育IX)
- W12-(2) 創成教育とハードウェア製作
- 有限要素法の特性を考慮したポスト処理による応力解の高精度化に関する研究
- 2006A-OS9-6 船体構造の形状最適設計に関する研究(オーガナイズドセッション(OS9):船体構造と最適設計)
- 製品情報の不確定性を考慮した船舶主要目設計支援システムに関する研究
- 1211 人力飛行機KAEDEの翼形状の最適化に関する研究
- 1210 船舶初期設計の最適化シミュレーションシステムの開発
- 1209 船体モデルの部材認識と船体二重底構造の最適化に関する研究
- 1208 船体中央断面の多段階最適設計に関する研究
- 区画変更を考慮した船体中央横断面の最適設計に関する研究
- 造船における情報技術のこれまでと今後
- W1102-(1) 創成型設計製作プロジェクト"Paper Bicycle Project"の試み(【W1102】機械工学における設計論教育,ワークショップ)
- 2005A-G5-9 有限要素内部の密度分布を制御したトポロジー最適化(一般講演(G5))
- 造船所間の協調を考慮した生産計画支援システムに関する研究
- 創成型設計製作プロジェクト"Paper Bicycle Project"の試み (特集欄 創造設計へのアプローチ)
- 製品情報の不確定性を考慮した船舶主要目設計支援システムに関する研究
- 製品情報の不確定性を考慮した船舶主要目設計支援システムに関する研究
- 2106 トポロジー最適化を用いた船体上部構造の防振設計に関する研究(C0-1 D&Sコンテスト,DC0 D&Sコンテスト口頭発表)
- 8-335 海外インターンシップ教育事業における現場で役立つ英語教育の事例紹介((19)国際化時代における工学教育-II,口頭発表論文)
- 8-333 4D型教育プログラムによる国際人材の育成 : 海外協定校との連携による国境を超える大学院教育の実践((19)国際化時代における工学教育-II,口頭発表論文)
- 8-334 4D型教育プログラムによる国際人材の育成 : 博士課程前期・後期を通しての実践例((19)国際化時代における工学教育-II,口頭発表論文)
- 231 統合ジョイント設計支援システムの開発(その4) : システムにおける接合設計知識のマネジメント手法の検討(システム・制御)
- 230 統合ジョイント設計支援システムの開発(その3) : システムの設計支援効果の検討(システム・制御)
- 降伏及び座屈応力を考慮した船体二重底部構造最適化に関する研究 : 船体二重底形状と板厚を設計変数とした構造最適化における構造的考察
- Master Planning Optimization System for Cooperative Ship Assembling
- 2005A-OS7-5 グローバル化時代における技術者教育の試み(オーガナイズドセッション(OS7):発想が萌芽するとき-国際的萌芽研究の創成を目指して-)
- 「国境を超えるエンジニア」教育プログラム(ひと)
- 製品情報の不確定性を考慮した船舶主要目設計支援システムに関する研究(学会賞授賞論文紹介(1),平成24年度日本船舶海洋工学会賞授賞論文紹介)
- (86)広島大学工学部第4類環境グループにおける授業改善システムの構築とその効果(セッション25 教育評価・自己点検・評価システムI)
- 2003A-OS3-10 複数の造船所による共同生産を考慮した造船の中日程計画の多目標最適化システムに関する研究(オーガナイズドセッション(OS3):造船におけるシステム技術)
- 広島大学における物作り教育の試み
- 419 接合情報の情報モデルの構造と設計機能による情報生成のモデル化
- 製品モデルを利用した船体検査支援システムに関する研究 : 第1報および第2報
- 統合ジョイント設計支援システムの提案
- ジョイント統合設計支援システムの情報構造と情報処理手法の検討 : ジョイント統合設計支援システムの開発
- 要求分析と設計プロセス分析に基づく接合設計支援システムの構築 : ジョイント統合設計支援システムの開発
- 次世代造船システムの構想設計 : P26プロジェクト研究委員会報告(次世代造船システムの構想に向けて)