イノシン生産菌からアデニン要求復帰変異株の誘導とそのアデノシン蓄積
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概要
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イノシンを効率的に生産するBacillus subtilis AJ-11102を用いて工業的に意味のあるアデノシン生産菌を育種した. AJ-11102の遺伝的性質はアデニン要求,キサンチン要求, 8-アザグアニン耐性およびサルファグアニジン耐性であった.これより誘導されたアデニン要求復帰変異株A3-5は, 80g/lのグルコースから, 104時間で9g/lのアデノシンを蓄積した.本菌のアデノシン蓄積は安定していた.
- 社団法人 日本農芸化学会の論文
著者
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中松 亘
味の素(株)中央研究所
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西山 徹
味の素株式会社
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中松 亘
味の素株式会社東海工場
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西山 徹
味の素(株)中央研究所
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前田 治
味の素株式会社東海工場技術室
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中松 亘
味の素株式会社東海工場技術室
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西山 徹
味の素株式会社東海工場技術室
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- イノシン生産菌からアデニン要求復帰変異株の誘導とそのアデノシン蓄積
- 受賞にあたって(平成20年度 生物工学功労賞受賞)
- 農芸化学の一大原点 : 食と健康
- 21世紀の初夢
- イノシン生産菌からアデニン要求復帰変異株の誘導とそのアデノシン蓄積