有機リン剤の経時安定性に関する研究(第1報) : 有機リン剤の加温虐待試験による自然経時変化の推定
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概要
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(1) 農薬粉剤のうち,比較的経時変化の大きいメチルパラチオン粉剤,マラソン粉剤の分解速度が, W. Janderの固体反応速度式に適合することを見出した. (2) 分解反応の速度定数と温度との間にはArrheniusの関係が分解率70%以下の場合に成立する. (3) 加温虐待試験の結果より, Arrheniusの関係を用い,自然経時分解率を予測し,予測値と実験値とが合致することを確め,加温虐待試験の妥当性と有用性を確認した.
- 社団法人 日本農芸化学会の論文
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