農薬のガスクロマトグラフィー(第2報) : 有機リン剤のガスクロマトグラフィーによる定量
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概要
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(1) 農薬工業用原体および製剤のガスクロマトグラフィーによる定量を目的として, 12種の有機リン化合物について各種充てん剤により,その分離能について検討した結果, DEGS1.5%によるものが総合的に最も優れた結果を示した. (2) ジメトエートの定量条件について検討した結果, DCPを内部標準としてDEGS 1.5%により定量が可能であり,市販工業用原体についての定量法を設定し,ほぼ満足すべき結果を得た. (3) EPNの定量条件について検討した結果, DPPを内部標準としてDEGS 1.5%により定量が可能であり,市販工業用原体についての定量法を設定し良好な結果が得られた.
- 社団法人 日本農芸化学会の論文
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