顕微蛍光測光法による生体試料分析 (生体関連物質の分析<特集>) -- (分析法の最近の進歩と生体機器分析)
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概要
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Recent advances in theoretical and practical aspects of the application of fluorescence cytophotometry to biological specimens were described. A new method of quantitative detection of DNA damage by computer analysis of Feulgen hydrolysis curve was introduced. The rate constans of depurination and depolymerization in Feulgen hydrolysis can be expressed in the form of <I>k</I>=<I>AN</I><SUP>2</SUP>·<I>exp</I> (-<I>E</I>/<I>RT</I>), where <I>A</I> is a constant, <I>N</I> is HCl concentration, <I>E</I> is the activation energy, <I>R</I> is the gas constant, and <I>T</I> is the absolute temperature. And the Feulgen hydrolysis curve is determined by <I>y</I> (<I>t</I>) =<I>y</I><SUB>0</SUB><I>k</I><SUB>1</SUB>/ (<I>k</I><SUB>2</SUB>-<I>k</I><SUB>1</SUB>) · (e<SUP><I>k</I><SUB>1</SUB><I>t</I></SUP>-e<SUP><I>k</I><SUB>2</SUB><I>t</I></SUP>), where <I>y</I> (<I>t</I>) is the amount of apurinic acid stainable with Feulgen reaction at hydrolysis time <I>t</I>, <I>y</I><SUB>0</SUB> is the amount of apurinic acid theoretically present at <I>t</I>=0. Computer fitting of Feulgen hydrolysis curve to these function makes it possible to determine the values of <I>y</I><SUB>0</SUB>, <I>k</I><SUB>1</SUB>, <I>k</I><SUB>2</SUB>, and <I>E</I>. 1/<I>k</I><SUB>1</SUB> correlates with the degree of chromatin condensation, <I>k</I><SUB>2</SUB> reflects the degree of DNA instability, and <I>y</I><SUB>0</SUB> corresponds to the yield of single-stranded DNA induced by DNA damage due to aging, chemical carcinogen, radiation <I>etc</I>. The values of <I>y</I><SUB>0</SUB> and <I>k</I><SUB>2</SUB> are larger for the nuclear DNA in cancerous cells than in noncancerous cells. The increased DNA instability in cancerous cells made it possible to differentially stain cancerous cells with acridine orange after acid hydrolysis. This new technique is a useful tool for detecting malignancy in exfoliative cytology and malignant transformation by chemical carcinogen treatment. Some applications of fluorescence cytophotometry on viable cells were also described.
- 日本油化学会の論文
著者
-
今村 好章
福井医科大学 第一病理
-
杉原 洋行
福井医科大学検査部
-
法木 左近
福井医科大学中央検査部
-
福田 優
福井医科大学 救急部
-
池田 拓生
福井医科大学耳鼻咽喉科学教室
-
加藤 久隆
福井医科大学第1病理学教室
-
中西 和夫
福井医科大学第1病理学教室
-
三好 憲雄
福井医科大学
-
杉原 洋行
福井医科大学病理学講座
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加藤 久隆
福井医科大学病理学講座
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中西 和夫
福井医科大学病理学講座
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福田 優
福井医科大学病理学講座
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法木 左近
福井医科大学病理学講座
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今村 好章
福井医科大学病理学講座
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三好 憲雄
福井医科大学病理学講座
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池田 拓生
福井医科大学病理学講座
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