含フッ素脂肪酸誘導体の合成と利用-14-N-(ペルフルオロアシル)エチレンジアミンの加熱変化
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
There was a marked difference between the thermal behavior of <I>N</I>-(perfluoroacyl) ethylenediamine (NF) with R<SUB>f</SUB>=C<SUB>3</SUB>F<SUB>7</SUB>- or C<SUB>7</SUB>F<SUB>15</SUB>- and that of conventional <I>N</I>-acylethylenediamine (NH), heating to 100240°C under nitrogen gas.<BR>At low temperature, the cyclization rate of NF was slower than that of NH. The kind of product depended on n in a structure (-CF<SUB>2</SUB>-)<SUB><I>n</I></SUB>, where the main product was <I>N</I>, <I>N</I>'-bis (perfluoroacyl) ethylenediamine (NB) when <I>n</I>=3 and 2-(perfluoroalkyl)-2-imidazoline (FI) when <I>n</I>=7. At high temperature, defluorination occurred with heating longer than 3h, and the rate was accelarated by the addition of CaO.
- 日本油化学会の論文
著者
-
喜多 正義
工業技術院名古屋工業技術試験所
-
山田 裕
工業技術院名古屋工業技術試験所
-
立松 良一
工業技術院 名古屋工業技術試験所
-
村井 淳一
愛知工業大学応用化学科
-
喜多 正義
工業技術院 名古屋工業技術試験所
-
山田 裕
工業技術院 名古屋工業技術試験所
関連論文
- 長鎖含フッ素アルコール-エチレンオキシド付加体の合成と性質
- 含フッ素アルコール-エチレンオキシド付加体の合成と性質
- アミン類の反応及び利用 (第4報) : 2-ノニル-2-イミダゾリン・エチレンオキシド付加体の合成とその性質
- 含フッ素脂肪酸誘導体の合成と利用 (第5報) : N- (ペルフルオロアシル) エチレンジアミン・エチレンオキシド付加体の合成とその性質
- 含フッ素脂肪酸誘導体の合成と利用 (第2報) : エタノール中におけるペルフルオロカルボン酸エステルとエチレンジアミンとの反応
- アミン類の反応および利用 (第3報) : N-長鎖アシルエチレンジアミンの環化について
- 含フッ素脂肪酸誘導体の合成と利用 (第6報) : N- (ペルフルオロアシル) -N- (2-ヒドロキシエチル) エチレンジアミンの合成と環化
- 含フッ素脂肪酸誘導体の合成と利用 (第1報) : N-アルキルペルフルオロブタンアミド及びオクタンアミドの合成と性質
- 含フッ素非イオン界面活性剤によるフルオロカーボン乳濁液の安定性
- 含フッ素アルコール-エチレンオキシド付加体の合成と性質
- 含フッ素アルコール-エチレンオキシド付加体の合成
- エタノール中におけるステアリン酸エステルとエチレンジアミンとの反応 : 脂肪酸誘導体およびその利用 (第8報)
- クロルヒドリンステアレート : 合成法の比較とその赤外線吸収スペクトル「脂肪酸誘導体およびその利用(第7報)」
- 自動酸化および加熱処理におけるアマニ油脂肪酸メチルエステルの変化
- 含フッ素脂肪酸誘導体の合成と利用-14-N-(ペルフルオロアシル)エチレンジアミンの加熱変化