滋賀県西部の農村集落における昭和前期の子どもの遊びを通した自然資源と空間の利用
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
This study investigated how children used natural space and natural resources for play in satoyama cultural landscapes in the early Showa period. The site of the investigation was Moriyama Village, a rural community today part of Otsu City in Shiga Prefecture, where villagers who were elementary school children in the period between 1925 and 1955 were interviewed. The investigation showed that 72 main kinds of play used to be played. Among these, 69 were plays that took place outdoors or in which natural resources were used. 42 kinds of play dealt with collecting flowers and animals in the village. Tools that were used in the plays included many natural resources such as bamboo, flowers and the fruits of various plants. Through child play, children got into contact with various natural spaces such as the mountains, the river and the lake.
著者
-
堀内 美緒
国連大学高等研究所 いしかわ・かなざわオペレーション・ユニット
-
深町 加津枝
京都大学大学院地球環境学堂
-
奥 敬一
(独)森林総合研究所関西支所
-
岡田 加奈子
元京都府立大学
-
堀内 美緒
国連大学高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット
関連論文
- 明治後期から大正期の滋賀県西部の里山ランドスケープにおける山林資源利用の変化(平成19年度日本造園学会全国大会研究発表論文集(25))
- フェアトレードをめぐる大学生の環境意識と消費行動に関する研究
- 滋賀県西部の農村集落における昭和前期の子どもの遊びを通した自然資源と空間の利用 (平成21年度日本造園学会全国大会研究発表論文集(27))
- 比良山地東麓におけるクルマによる運搬方法と山林利用
- 明治後期の日記にみる滋賀県西部の里山ランドスケープにおける山林資源利用のパターン(平成18年度日本造園学会全国大会研究発表論文集(24))
- 琵琶湖に流入する砂防指定地小河川の魚類群集と生息環境の関係(平成18年度日本造園学会全国大会研究発表論文集(24))
- 滋賀県志賀町の2集落を事例とした1930年ごろの里山ランドスケープの空間構造と管理(平成16年度日本造園学会全国大会研究発表論文集(22))
- 伝統行事「松上げ」における森林資源利用の地域特性
- 滋賀県西部の農村集落における昭和前期の子どもの遊びを通した自然資源と空間の利用
- 大井川中流域の茶園卓越景観における日中の来訪者による景観認識比較
- 琵琶湖西岸の里山地域における地元住民と移入住民の景観認識の比較
- 七代目小川治兵衛による清風荘庭園の作庭過程と空間的特色
- これからの森林風景計画の行方(フォーラム「森林学の過去・現在・未来」(3))
- 京都市におけるササの葉の生産および流通
- 賀茂別雷神社における神饌に用いられる生物資源と供給形態
- 大都市近郊に位置する京都府木津川市鹿背山地区における1880年代以降の里山景観の変遷
- 住宅購入検討者の庭園所持や住宅の緑に対する意識についての研究
- 丹後半島山間部の棚田景観の変遷と棚田の残存要因に関する研究
- 西の湖におけるヨシ群落の管理頻度と植生変化の関係