芸術支援の義務: G. E. ムーアからケインズへ
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概要
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ケインズが青年時代にG. E. ムーアから受けた影響の一つに「義務」の概念がある。ムーアによる「義務」概念は、「人間らしい情愛と美を解する楽しみ」という個人の「善」の最大化に至る手段に関わるものであり、必ずしも国家規模の芸術支援を含んでいるとは言えない。しかし、ケインズは、ムーアの「義務」概念を修正・拡張して発展的に継承した結果、さまざまな形態の芸術支援を自らの「義務」ととらえて実践したと言えよう。
- 文化経済学会〈日本〉の論文
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