イオン選択性電極を用いたハロリン酸カルシウム中のフッ素および塩素の同時定量
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概要
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イオン選択性電極を用いるけい光体中のフッ素および塩素の同時定量法を検討した.<BR>試料の前処理としてリン酸に溶解したのち水蒸気蒸留を行ない,フッ素および塩素を分離した.この試料は強リン酸に容易に溶解し,得られた留出液はpHおよびイオン強度の調節が簡単に行なえた.検液は全イオン強度調節用緩衝液(TISAB)を用いてpH5,イオン強度0.4とし,恒温そう内で測定を行ない検量線法により濃度を求めた.<BR>試料0.3g用いたときの本分析法の相対標準偏差は,フッ素約2%,塩素約1.2%であり,分析所要時間は1試料につき,約100分であった.
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