赤血塩による酸化滴定 : 二硫化炭素の定量
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概要
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赤血塩を酸化標準液に使用して二硫化炭素の定量を行なった.二硫化炭素をアルコールカリウムに加えて30〜60分間放置し,反応させて生じるキサントゲン酸塩を水酸化カリウムでアルカリ性として一定過剰量の赤血塩を加え,酸化オスミウム(VIII)を触媒として酸化し,未反応の赤血塩をpH7〜10でジメチルグリオキシムを指示薬として硫酸第一鉄で滴定し,赤色を呈する点を終点としてキサントゲン酸塩によって消費される赤血塩の量より二硫化炭素の量を求めた.
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