鉛アンチモン合金および鉛地金中の銀の比色定量法
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概要
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<I>p</I>-ジメチルアミノベンジリデンローダニンを用いて鉛アンチモン合金および鉛地金中の銀の比色定量を行なった.鉛共存下で硝酸とローダニンの濃度が吸光度に与える影響の相互関係を検討した結果,ローダニン濃度0.002%以上では,両濃度の影響が比較的に少ないことを明らかにした.発色条件を0.4<I>N</I>硝酸酸性,0.005%ローダニン濃度と定め,酒石酸によりアンチモンの加水分解を防ぎ,アスコルビン酸で亜硝酸を還元し,アラビアゴムでコロイドを安定にするなど,従来法を改良することによって,鉛アンチモン合金および鉛地金中の銀を迅速に比色定量することができた.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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