ガレインによるスズの抽出吸光光度定量
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
スズを含む弱酸性溶液にガレインを加えると赤色の錯塩を生成する.これをイソアミルアルコールで抽出し,抽出液の吸光度を測定するスズの抽出吸光光度定量法を検討した.すなわち,溶液の酸性度やガレイン濃度および共存塩類などの吸光度に与える影響を検討し,さらに呈色の安定性,錯塩の生成速度,妨害金属元素などにつき検討を行ない,定量に利用する際の基礎的な知見を得た.<BR>この結果,普通の場合は酸性度0.15<I>N</I>,測定波長575mμ,また,高い感度を必要とするときは0.05<I>N</I>,500mμを定量操作条件として選んだ.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
著者
関連論文
- ガレインによる金属材料中のスズの吸光光度定
- アンチモンの気化分離-けい光X線分析法による定量
- 微量セレンの気化分離-けい光X線分析法による定量
- Gutzeit 法を利用した微量ヒ素のけい光X線分析法による定量
- ガレインによるスズの抽出吸光光度定量
- 鉛アンチモン合金および鉛地金中の銀の比色定量法
- タイトル無し