アルミニウムの比色定量 : フッ化チタン酸過酸化水素試薬を用いる分析(第7報)
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概要
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アルミニウム,チタン,フッ素の各イオンが溶存して,<BR>A1<SUP>3+</SUP>+TiF<SUB>6</SUB><SUP>2-</SUP>〓A1F<SUB><I>n</I></SUB><SUP>(3-n)</SUP>+Ti<SUP>4+</SUP>+(6-<I>n</I>)F<SUP>-</SUP><BR>なる平衡をなす場合,フッ化アルミニウム錯イオンの安定度が大きいためにA1<SUP>3+</SUP>の濃度はきわめて小さく,ある条件においては無視できる程度であると考えられる.ゆえに前報までに報告した第二鉄そのほかの物質の定量法と同様に,H<SUB>2</SUB>TiF<SUB>6</SUB>-H<SUB>2</SUB>O<SUB>2</SUB>混液にA1<SUP>3+</SUP>を加えて過チタン酸を生成させ,過チタン酸の呈色度によってA1<SUP>3+</SUP>を定量する方法を検討して見た.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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