界面活性物質の酸素極大波抑制作用について
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概要
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酸素極大現象を分析の目的に応用する試みとして,まずこれを抑制する性質のある界面活性物質約15種について定量の基礎となることがら,すなわち定量の限界,試料の採取量と極大抑制の特性との関係などについて実験的に検討した.その結果その抑制特性にはa型,b型,c型およびd型の4とおりあることを明らかにした.そしてその一部についてその抑制特性と化学構造との関係を考察した.さらに酸素極大波抑制の方法を指示薬の機構の研究に応用した結果について報告した.また酸素極大を利用するBr<SUP>-</SUP>〜Ag<SUP>+</SUP>滴定の一方法についてのべた.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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