定電位電解法による植物体灰分中の銅の定量 : 生物体中の痕跡元素の分析法に関する研究(第20報)
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概要
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植物体灰分中の微量の銅を定電位電解法とミクロ天秤を併用する電解重量分析法により定量した.<BR>電解槽は内容22m<I>l</I>の円筒硝子瓶を使用し,電極は両極とも白金線を使用した.陰極は電解槽の底面に渦状に,陽極は温度計にラセン状にまいて使用した.極電位は飽和甘汞電極に対して規制し,ポテンシオメーターを用いる手動式によった.<BR>100〜600μgの銅について,電解液,電解時間および電解温度などについて定量条件を定めた.本法を模擬植物体灰分溶液よりの電解について検討したのち,ウルシ乾燥皮膜中の銅の定量に応用した.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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