ホルムアルドキシム吸光光度法による水中のマンガンと鉄の同時定量 : アルドキシム吸光光度法による水中の金属イオンの定量に関する研究(第1報)
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概要
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ホルムアルドキシム吸光光度法は鉄の妨害があるので,マンガンを正確に定量することができない.この妨害を除去しマンガンの定量に関して検討した結果,発色したのち,EDTAと還元剤の添加によって,鉄錯塩を脱色できることがわかった.本報では,この脱色作用を応用し,マンガンと鉄の同時定量に関する諸条件を検討した結果,水中のマンガンと鉄を10分以内で定量できることがわかった.またニッケルおよびコバルトが共存しているときには,妨害が認められた.
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