シフター型電極を用いるイットリウム中の不純物の定量分光分析法
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概要
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シフター型電極とフッ化水素アンモニウム緩衝剤を用いて,イットリウム中に微量含まれる金属不純物を定量分光分析する方法を検討した.標準試料はJohnson Matthey社製分光分析用酸化イットリウムに不純物を階段的に添加し,上記緩衝剤を4%加えて調製した.これを上記電極{Fig.1,(3)/E}の陰極側に詰め,アーク発光させる.発光後3〜30秒間安定で,担体蒸留法電極に比べ3000Å以上は多少バックグラウンドは大きくなるが,S/N比は1.5〜2倍増加した.フッ化水素アンモニウムは手早く混含すれば吸湿性は問題とならなかった.試料50mg採取した場合ホウ素,スズは0.3〜100ppm,マンガン,鉛は1〜500ppm,鉄,マグネシウム,リンは 9〜1,000ppmの範囲,変動係数20%以内で定量できる.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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