低沸点アミン類のガスクロマトグラフィーによる分離定量 : たばこの煙成分に関する研究(第9報)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
低沸点アミン類のガスクロマトグラフ分析法として,アミン類を塩酸塩水溶液のまま直接供試する方法を採用し,微量定量を行なうための担体,固定相液体,テイリング防止剤および操作条件ごとの定量性を詳細に検討した.また葉たばこ含有アミン類の分析の際妨害となるニコチンの選択沈でんによる除去法を検討した.これらの結果をもとに,たばこに関連のある24種の低沸点アミン類が対称的ピークとして再現性よく分離分析できた.試料水溶液の定量濃度限界は,注入試料量〜50μ<I>l</I> で20ppm,検出濃度限界は 5ppm であった.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
著者
関連論文
- 2. L-乾燥保存法による細菌の活性保存(昭和59年度第30回凍結および乾燥研究会特別講演および研究会報告)
- 低沸点アミン類のガスクロマトグラフィーによる分離定量 : たばこの煙成分に関する研究(第9報)
- たばこ煙の低沸点塩基
- たばこの煙成分に関する研究(第14報) : ニコチンの熱分解におけるピリジン類の生成について
- Tenuazonic acidsの立体化学的性質と植物生理活性(ノート)
- 共沸蒸留-過ヨウ素酸法による製品たばこ中のプロピレングリコールの定量
- ガスクロマトグラフィーによる葉たばこ揮発性酸の分析