テトラブロムフェノールフタレインエチルエステルによるテトラエチルアンモニウム塩の吸光光度定量法
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概要
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アルカリ性においてテトラブロムフェノールフタレインエチルエステル陰イオンは,テトラエチルアンモニウム陽イオンとともに1,2-ジクロルエタンに抽出され,615mμに吸収の極大を示す.このような現象を利用して無色のテトラエチルアンモニウム塩を比色定量する方法を確立した.pH9.5〜10.5で最大の抽出が得られ,4×10<SUP>-6</SUP><I>M</I>までベール則に従う.抽出種は試薬とテトラエチルアンモニウムが1:1の組成比である.通常の無機塩は定量を妨害しないが,3級アミンおよび4級アンモニウム塩は妨害する.
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