高純度ビスマス中の鉛の定量
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概要
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ビスマスと鉛の分離法を検討し,i)ビスマスを硝酸でとかし,臭化水素酸を加えておきかえ,蒸発乾固後280±50℃に加熱すればビスマスはほとんど完全に揮散するが,不純物の鉛は残サ中に残ることを見いだした.ii)微量のビスマスと鉛を含む溶液から両者をジチゾン分離するとき,亜鉛イオンを共存させると分離が容易になることがわかった.<BR>i)とii)を利用して高純度ビスマス中の鉛の定量方法を確立した.本法によれば1ppmの鉛定量は容易である.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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