アミノベンゾイルメラミン類の合成およびその染料への応用 : メラミン誘導体に関する研究 (第13報)
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概要
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<I>p</I> (または<I>m</I>) -ニトロベンゾイルメラミンi類を亜鉛-塩牝アンモニウムによる方法 (a法), 鉄-酢酸による方法 (b法) またはパラジウムー炭素を触媒とする接触還元 (c法) などで還元して<I>p</I> (または<I>m</I>) -アミノベンゾイルメラミン類を合成した。<BR>N-<I>p</I>-アミノベンゾイルメラミン (1) の場合はa法, わ法またはc法で, N-<I>m</I>-アミノベンゾイルメラミン (2), N, N′-ジ-<I>p</I>-アミノベンゾイルメラミン (3) およびその<I>m</I>-体 (4) の場合はb法またはc法で行ない, いずれの場合もb法が良好であった。N, N′, N″-トリ-<I>p</I>-アミノベンゾイルメラミン (5) およびその<I>m</I>-体 (6) の場合はb法で行なった。アミノ誘導体 (1) 〜 (6) は文献に記載がない。<BR>(1) および (2) をジアゾ成分とする簡単な構造の酸性染料を合成し, そのメチロール化物のモメンおよびレーヨンに対する染色性を検討した。
- 社団法人 有機合成化学協会の論文
著者
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北嶋 英彦
福井大学工学部生物化学工学科
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大島 好文
福井大学工学部繊維染料学科
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宮本 正勝
福井大学工学部繊維染料学科
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高岡 一春
福井大学工学部繊維染料学科
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山脇 一栄
福井大学工学部繊維染料学科
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北嶋 英彦
福井大学工学部繊維染料学科
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大島 好文
福井大学工学部
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