2.特発性(高)アルドステロン症および類縁疾患
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概要
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特発性アルドステロン症(IHA)およびその類縁疾患としてのデキサメゾン抑制性高アルドステロン症(DSH)を挙げた.いずれもその病因は不明であるが,その病態生理を正確に把握することが,アルドステロン過剰症とアルドステロン分泌機序の検索に重要な課題を提供する.画像診断技術の発達により本邦IHAの頻度が増加しつつあるが,アルドステロン産生小腺腫例を見落としている可能性はまだあろう.一方,本邦と欧米のDSH例のホルモン動態を含めた種々の差異に関しては,今後の課題である.
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