2. Graft-versus-host disease (GVHD)の制御
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概要
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Cyclosprineの導入によって急性GVHDの制御がある程度達成され,同種造血幹細胞移植は急速に普及した.しかし一旦発症した急性GVHDの治療成績はいまだ不十分で,さらに慢性GVHDの減少は依然達成されておらず,移植後のQOL (quality of life)と生命予後の大きな危険因子となっている.近年,新規薬剤や各種抗体療法の開発,研究が進み,新たな細胞療法の展開とあわせて注目される.
- 社団法人 日本内科学会の論文
著者
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豊嶋 崇徳
九州大学病院・遺伝子細胞療法部
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豊嶋 崇徳
九州大学病院 遺伝子・細胞療法部
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豊嶋 崇徳
岡山大学大学院医歯学総合研究科病体制御科学専攻腫瘍制御学
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豊嶋 崇徳
九州大学病院遺伝子・細胞療法部
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