日本の魚から分離された Cytophaga psychrophila の血清型について
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概要
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C. psychrophila に対する家兎抗血清を宮城県のギンザケ由来株 FPC828 と徳島県のアユ由来株 FPC840 を用いて作製し, マイクロタイター法により供試菌株との凝集反応を行った. 吸収試験の結果, 共通抗原のほかに特異抗原の存在が認められたので, 各地から収集した菌株の加熱菌体(105℃, 30分)について血清型を調べた. 日本のギンザケ由来菌株と米国のギンザケ由来菌株は同じ血清型(O-1)であり, アユ由来菌株およびニジマス由来菌株はそれとは別の血清型(O-2)であることがわかった.
- 日本魚病学会の論文
著者
-
飯田 貴次
Department of Animal, Grassland and Fishery Sciences, Faculty of Agriculture, Miyazaki University
-
遠山 峰司
Department Of Fisheries University Of Tokyo
-
若林 久嗣
Department of Fisheries, University of Tokyo
-
飯田 貴次
Department of Animal Grassland and Fishery Sciences, Faculty of Agriculture, Miyazaki University
-
若林 久嗣
Department of Fisheries, Faculty of Agriculture The University of Tokyo
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