IV 家族性大腸ポリポーシスにおける腫瘍発生機構
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
高発癌性遺伝子疾患である,家族性大腸ポリポーシス(FPC)は,大腸の発癌機構を知る上で良いモデルとなっている.ここでは,FPCならびに一般の大腸癌の分子生物学的研究から得られた,最近の知見と併せて,FPCの腫瘍発生過程における遺伝子レベルの変異について,われわれの得た知見を述べた.これらの解析から,FPCにおいても一般の大腸癌と同様に,腺腫から大腸癌に至るまでには,複数の遺伝子の変異が重要な役割を果たしていることが,示唆された.
著者
関連論文
- 549 スギ花粉抗原に対するIgG抗体産生調節機構の解析
- シンポジウム 13 : アトピーと遺伝 : 序
- P542 リウマチ性心臓病診断のための新たな血清学的検査法の開発
- 0365 日本人肥大型心筋症(HCM)における心筋収縮要素関連遺伝子変異の解析
- スギ花粉抗原に対する IgG 抗体産生の免疫遺伝学的解析
- 再開後の心臓移植はどうあるべきか?
- HLA class I結合ペプチドと自己免疫疾患
- 変異Ki-Rasにより制御されるEpiregulinの機能解析および膀胱癌における発現解析
- アレルギー疾患と遺伝
- 心筋βミオシン重鎖(MHC)遺伝子異常を持つ家族性肥大型心筋症(HCM)の臨床像の検討 : 第58回日本循環器学会学術集会
- 高安動脈炎患者のHLA-B遺伝子群の解析 : PCR-SSO法を用いて
- 変異型Ki-ras遺伝子を有する大腸癌細胞株を用いたセラミドによるアポトーシスの誘導
- 2 アレルギー性疾患と遺伝
- IV 家族性大腸ポリポーシスにおける腫瘍発生機構
- 高安動脈炎の遺伝要因に関する研究 : (III)高安動脈炎患者の補体アロタイプについて
- Treatment of cardiac sarcoid based on immunopathogenesis:relationship between HLA-DR type and immune response to streptococcal cell wall (SCW)
- Hereditory rule of immunological responses.
- Genetic control of immune responsiveness to SCW