ライシメーターによる茶園土壌の窒素収支
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概要
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ライシメーターを用い,茶園からの養分の溶脱を検討した。試験は5年生やぶきた茶樹をライシメーターに植栽し,供試した。植栽後4ヶ月経過した後養分の溶脱を3年間にわたり測定した。窒素の施肥量は30kgN/10a・年と50kgN/10a・年とした。最後の年度には重窒素標識硫酸アンモニウム(10.2atom%)を施用した。その結果50kgN/10a・年区で浸透水中の硝酸性窒素は年平均で10mg/lを超えた。また施用した重窒素標識肥料の溶脱率は30kgN/10a・年区では9%,50kgN/10a・年区では31%であった。
- 日本茶業技術協会の論文
著者
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渡部 育夫
野茶研
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野中 邦彦
野茶研
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徳田 進一
独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶業研究所 業務用野菜研究チーム
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渡部 育夫
独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構 野菜茶業研究所
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野中 邦彦
独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構 野菜茶業研究所
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渡部 育夫
独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶業研究所
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渡部 育夫
独立行政法人農業技術研究機構 野菜茶業研究所
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徳田 進一
独立行政法人農業技術研究機構 野菜茶業研究所
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野中 邦彦
独立行政法人 農業・生物系特定産業技術研究機構 野菜茶業研究所
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野中 邦彦
独立行政法人農業技術研究機構 野菜茶業研究所
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