ひび割れの計測に基づくコンクリート道路橋の劣化診断手法の開発
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概要
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本研究は,プレストレストコンクリート道路橋の残存プレストレスの低下,および鉄筋コンクリート道路橋の疲労の進行を,ひび割れ幅の計測から定量的に評価するための手法の開発を行ったものである.π型変位計やひずみゲージといった器具を用いているため安価な計測であり,かつ,自動車荷重の計測を行う必要がなく簡易であることから,老朽化した多くの橋への適用が容易で定量的な劣化診断手法である.試験体の載荷試験に基づく計測・評価手法の構築,および架設から40年以上が経過した既存道路橋への適用事例について報告する.[本要旨はPDFには含まれない]
著者
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加藤 佳孝
東京大学生産技術研究所 都市基盤安全工学国際研究センター
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西村 次男
東京大学生産技術研究所 都市基盤安全工学国際研究センター
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西村 吹男
東京大学生産技術研究所第五部
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恒国 光義
東電設計(株)技術開発本部
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加藤 佳孝
東大 生産技術研 都市基盤安全工学国際研究セ
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加藤 佳孝
東京大学生産技術研究所 都市基盤安全工学国際研究センター
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西村 次男
東京大学生産技術研究所
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恒国 光義
東電設計(株)
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