下水汚泥ガス化発電システムの開発
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概要
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バイオマスをエネルギーとして効率的に利用するには,集約してエネルギー変換を行う必要がある。下水汚泥は量・質ともに安定し集約性の高いバイオマスであるにも関わらず,高含水率であるため,汚泥エネルギーは積極的には利用されていない。そのような背景の下,われわれは下水汚泥を乾燥してガス化し天然ガスと混合して発電する高効率なシステムの開発を行った。本報では,2004〜2008 (平成16〜20) 年度に実施した下水汚泥ガス化システム (処理量15ton/day) における実証試験の内,ガス化試験の結果を中心に報告する。本試験ではシステムのエネルギー変換効率および長期安定性が最大の焦点であったが,最大65%,平均63%の高い冷ガス効率および2,000時間以上の安定運転を達成した。また,タール等の運転阻害物質が充分に除去され,長期安定運転性に支障がないことを確認した。これらの成果により,本ガス化システムは実用化への目処をつけることができた。
著者
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天野 寿二
東京ガス株式会社r&d本部 総合研究所 技術研究所
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武谷 亮
東京ガス株式会社r&d本部 総合研究所 技術研究所
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羽田 貴英
東京瓦斯(株) 基盤技術部 技術研究所
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武谷 亮
東京瓦斯(株) 基盤技術部 技術研究所
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天野 寿二
東京瓦斯(株) 基盤技術部 技術研究所
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巽 圭司
(株)タクマ 技術開発部 開発課
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林 一毅
(株)タクマ 技術開発部 開発課
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斉賀 亮宏
(株)タクマ エネルギー技術1部
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巽 圭司
(株)タクマ
-
斉賀 亮宏
(株)タクマ
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林 一毅
(株)タクマ
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