補強盛土の常時荷重条件における限界状態超過確率
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概要
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現在，多くの機関で許容応力度法を用いた設計から限界状態設計法への移行が進んでいる．限界状態設計法は，性能設計を行う際に有効な設計法ではあるものの，潜在的ばらつきを有した土質材料や補強材料を定量的に評価する際には限界がある．そこで，本研究では，潜在的ばらつきを有する土質材料や補強材料を用いた構造物の性能を定量的に評価するために，信頼性解析を実施した．具体的には，鉄道標準に準じて，盛土の性能ランクを設定した後，盛土形状と材料物性を決定し，近似解法であるFORMを用いて標準的な盛土の限界状態超過確率の算定を行った．解析結果を整理し，常時荷重条件における盛土の限界状態超過確率を提示した．
- 国際ジオシンセティックス学会 日本支部の論文
著者
-
宮田 喜壽
防衛大学校システム工学群
-
宮田 喜壽
防衛大学校
-
篠田 昌弘
複合技研
-
石塚 真記子
（株）複合技術研究所, 技術部
-
篠田 昌弘
（財）鉄道総合技術研究所, 構造物技術研究部, 基礎・土構造
-
篠田 昌弘
（財）鉄道総合技術研究所 構造物技術研究部
-
宮田 喜壽
防衛大学校, システム工学群建設環境工学科
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